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事故で傷あとが残った!顔や腕・脚に残った傷の後遺障害等級はどうなるの

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交通事故の後遺障害では、顔や腕、脚などの露出部に残る傷も対象となります。それでは、どのくらいの傷で何等級が認定されるのか、認定される基準は何なのか、という疑問をお持ちの方も多いと思います。

また、顔に傷あとが残った場合の後遺障害等級は、男性と女性で同じなのかという点も気になると思います。

そこでこの項目では、顔や腕、脚に残った傷あとの後遺障害等級について解説していきます。

 

交通事故で顔や腕・脚に傷が残る原因とは?

交通事故により外部から衝撃で皮膚に傷を受けることがありますが、少しくらいのケガであれば自然に治ります。

皮膚の傷には大きく分けて、きれいに治るものと、傷あとが残るものの2種類があります。

皮膚は露出している表皮から、真皮、皮下組織の3構造になっており、傷の深さがどこまで達しているのかによって、きれいに治るのか傷あとが残るのかが変わってきます。

 

たとえやけどであっても、表皮のみの負傷であればきれいに治ると言われており、日焼けがこの例とされています。

また、表皮が負けた傷がきれいに治ることを「再生」といいます。

一般的に、傷あとが残る傷は、真皮と皮下組織の中間以上まで深く負った傷です。真皮と皮下組織の中間は、皮膚の毛の毛根のあたりですが、この部分まで傷が達した場合は、切り傷ややけどなど、傷の種類に関係なく傷あとが残ることになり、傷あとが残る治り方を「修復」といいます。

 

簡単に説明すると、

  • きれいに消える傷は毛穴が残っているレベル
  • 傷あとが残るものは、皮下細胞が入り込んでいる毛穴を失うほどの深い傷で、正常皮膚の増殖ができない状態になったレベル

ということになります。

 

傷あとの主な種類は3つ

傷あとには主に3つの種類があり、傷あとの色によって見分けることができます。

傷あとの色には「赤」「黒(茶色)」「白」の3つがあり、それぞれ内容が異なります。

なお、「傷あと」の漢字には、「傷痕(しょうこん)」と「傷跡(きずあと)」がありますが、意味はほとんど同じです。

 

赤い傷あと

交通事故で傷あとが残るものでも特に多いのが、この赤い傷あとです。赤い傷あとが残る主な原因は、手術による手術跡と火傷によるものです。

一般的に、皮膚に傷を受けると、血小板が傷口に集まりますので赤くなりますが、完治後も赤い傷あとが残ることはほとんどありません。手術や火傷による皮膚の炎症が原因で、傷あとが赤く残ることになります。

赤い傷あとには様々な状態がありますが、交通事故の治療のために手術を受けた場合の多くは、傷あとが赤く盛り上がるミミズ腫れのような状態になる「ケロイド」や「肥厚性瘢痕」と呼ばれる状態になります。

 

ケロイド・肥厚性瘢痕は、皮膚の創面の間に血液のフィブリン(成分)がたまり、傷口を補強するための結合組織が過剰に生産され、傷を修復しようと表面に押し出されることから皮膚から外にはみ出てミミズ腫れのような状態になります。

また、ケロイドは、かゆみや痛みを伴う症状ですので、かいてしまうと傷あとが悪化してしまう危険性があります。

 

ケロイドと肥厚性瘢痕の違い

ケロイドと肥厚性瘢痕を分けて解説しているサイトもありますが、ケロイドには、真性ケロイドと肥厚性瘢痕の2種類があり、肥厚性瘢痕もケロイドの1種にすぎません。

真性ケロイドの場合は、盛り上がりや赤みが持続するのですが、肥厚性瘢痕は一定期間が過ぎれば傷あとは徐々に軽減し、ある程度は自然治療します。

 

黒い傷あと

黒い傷あとは、炎症が長く続き、メラノサイトが活性化することによって、メラニン色素が過剰に作られた場合に多い傷あとです。

交通事故では、擦り傷程度の浅い傷や軽い打ち身(打撲)でも、傷があざとして残ることが多く、あざにもメラニン色素が影響しています。

表皮のメラニン色素が黒くなることで、あざになり、真皮の浅い部分にあれば茶色、それよりも深くあれば青、血管内であれば赤というふうに色が変化しますが、事故後も数年間あざが残ることも珍しくありません。

 

白い傷あと

白い傷あとは、主に、皮膚の表面より深い場所まで傷が付き、皮下組織に傷を負ったことが原因です。

コラーゲンを主成分とする真皮が破壊されて、その傷口を防ぐためにタンパク質でできている肉芽組織細胞が増殖することで他の皮膚よりも白い傷あととして残ることになります。

白い傷あとの特徴は、深い傷や幅広い傷を負った場合に、メラニン色素が少なくなるため、正常な皮膚が再生されずに、傷の部分だけが白い傷あとのような状態になります。

 

顔・腕・脚に傷あとが残る場合の後遺障害の認定基準

後遺障害等級の認定基準には、傷あとの状態に「醜状(しゅうじょう)」というポイントがあり、醜状がなければ認定対象外となってしまいます。また、醜状とは、書いてある通り「醜い状態」のことを意味しますが、醜状が一定期間以上残ると判断されなければ認定されることはありません。

 

顔に傷あとが残る場合

顔に傷痕が残る場合の後遺障害等級は、自賠責基準で次の3つに区分されています。

 

・外豹に著しい醜状を残すもの第7級12号(1,051万円)

・外豹に相当程度の醜状を残すもの第9級16号(616万円)

・外豹に醜状を残すもの第12級14号(234万円)

 

顔の傷あとに関しては、傷あとの大きさや程度によって等級が分けられています。それぞれの等級に定められている基準は次のようになります。

 

・第7級12号…頭に手のひら大以上の瘢痕・頭蓋骨に手のひら大以上の欠損・顔に卵(鶏)大以上の組織陥没(くぼみ)・首に手のひら大以上の線状痕

・第9級16号…顔に5㎝以上の線状痕、ただし、人目につく程度以上

・第12級14号…頭に卵大以上の瘢痕・頭蓋骨に卵大以上の欠損・顔に10円硬貨以上の瘢痕・顔に3㎝以上の線状痕・首に卵大以上の瘢痕

例として、事故により車両火災が発生して顔の半分にやけどの跡が残る場合は第7級が認定されることになります。

しかし、第9級に関しては5㎝以上、第12級に関しては3㎝の線状痕とありますが、線状痕はケロイドが基準となります。

例えば、第9級では顔に5㎝以上の線状痕が基準となりますが、ケロイドもこれに該当します。しかし、徐々に薄れていく可能性がある肥厚性瘢痕の場合は、8㎝以上、第12級では、6㎝以上が認定基準となります。

 

また、2個以上の傷あとが残る場合がありますが、この場合、傷あとが離れているのであれば、それぞれを分けて扱い、1つが基準に達していなければ認定されません。

しかし、2個以上の傷あとが一緒(相隣接)になっていている場合は、1つの傷あと・醜状としてみなされることになり、合算した広さや長さから等級認定の判断をします。

 

男性と女性で顔の傷あとの後遺障害の等級が変わってくるの?

交通事故による負傷で傷あとが残る場合、特に顔に関しては女性の方が優遇されるようにも思えます。実際に一昔前までは、傷あとが残る場合の後遺障害等級に関して男性と女性で大きな差がありました。

平成23年4月以前までは、現在の第7級である外豹に著しい醜状を残すものでは、女性第7級、男性12級と後遺障害等級表にも、はっきりと女性と男性の外豹が区分されていました。

 

しかし、平成22年5月の京都司法裁判所で、労災事故で顔や頚部に大やけどを負った男性の後遺障害第11級が女性の等級よりも低いのは男女平等を定めた憲法に違反するとして「等級認定取り消し」という判決が出ました。

これに伴い、平成23年5月に外豹醜状に関する後遺障害等級が改正され、平成23年5月2日に公布・施工された後遺障害等級では、男性に限定されていた低い水準の等級が削除され、現在の男女平等の取り扱いが実現されています。

 

腕や脚に傷あとが残る場合

後遺障害等級では、腕は手を含む「上肢(肩から先の手)」脚は足を含む「下肢(脚部)」という表現が用いられています。上肢・下肢の後遺障害等級の認定基準に関しては、「露出部」に限定されています。

露出部とは、上肢においては手を含むひじ関節から下、下肢においては足の甲を含むひざ関節から下のことを意味します。この部分に醜状がなければ、認定対象外となります。

ただし、顔は人の美醜を最も評価する部分であるのに対して、上肢や下肢はその度合いも低く、服装によって隠すこともできるため、後遺障害等級は顔と比べかなり低いものになります。

 

・第14級4号…上肢の露出部に手のひら大の醜状(各32万円)

・第14級5号…下肢の露出部に手のひら大の醜状

 

顔・腕・脚に傷あとが残る場合は逸失利益も請求できる

顔・腕・脚に傷あとが残ることが原因で、希望する職業につけないなど就職活動に影響が出たり、職業によっては将来の収入が大きく減少してしまうこともあります。

このため、将来の減収分を逸失利益として加害者に請求することができます。

等級ごとに逸失利益の一定の基準はありますが、逸失利益の請求額は就いている職業や現在の年齢などによって様々です。

適正な後遺障害等級の認定と慰謝料、逸失利益を獲得するためにも、まずは弁護士に相談したうえで交渉を進めるということが重要です。

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