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【眼の後遺障害等級】事故で視力が低下した!まぶたに傷が残った!場合

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交通事故で、顔面を強打した場合に「眼」や「まぶた」を負傷することがあります。この場合、視力が低下したり、まぶたに傷が残ったりすることがあります。事故後、眼に後遺障害が残るものには、大きく分けて眼球の障害とまぶたの障害の2つにわかれています。

そこでこの項目では、眼に関する後遺障害等級について解説していきます。

 

眼球の後遺障害にはどんなものがある?

眼球の後遺障害には、「視力障害」「調整機能障害」「眼球運動障害」「視野障害」などがあります。

 

視力障害

視力障害とは、メガネやコンタクトを用いても一定以上の視力が保てないことを指します。

後遺障害の認定基準では、何もつけていない状態の裸眼視力ではなく、メガネやコンタクトを装着して矯正した視力の「矯正視力」が基準となります。

つまり、普通の状態では見えなくてもメガネを装着することで、一定以上の視力を保つことができる場合は対象外となることもあるということです。

 

調整機能障害

眼は、カメラのレンズのようにピントを調整する機能がありますが、強い衝撃により調整機能に障害が残る場合は、焦点が網膜より後ろにいってしまい、近くにあるものにピントを合わせられなくなったり、ものがボケて見えたりします。

調整機能障害はアコモドポリレコーダーと呼ばれる検査機器によって、ピントが合うまでの時間の長さから調整機能障害を診断することになります。

 

眼球運動障害

眼球運動障害とは、眼球の運動機能に障害が残る場合のことを指します。

眼球運動障害の後遺障害の認定基準では眼球の注視力の広さが2分の1以下になる「眼球に著しい運動障害を残すもの」正面以外を見たときにものが二重に見える「複視」が対象とされています。

複視に関しては、「自覚症状」「眼筋が麻痺する麻痺性斜視」「二重に見えるものが一定以上ずれている」の3つすべてに該当するものが対象となります。複視を残すことを証明するには、ヘスコージメーターと呼ばれる検査機器を用いたヘススクリーンテストを受け、垂直方向又は水平方向の目盛りで5度以上離れていることが確認される必要があります。

 

視野障害

視野とは、一目で見られる範囲のことで、視野障害とは視野が狭くなる状態のことを言います。

視野障害の認定基準は、「半盲省」「視野荻狭窄」「視野変状」のいずれかが片眼又は両眼に残す場合に該当します。

半盲省・視野荻狭窄・視野変状は、ゴールドマン型視野計と呼ばれる検査機器で有無を確認します。

 

まぶたの後遺障害にはどんなものがある?

まぶたの障害には、まぶたに明らかな傷や睫毛禿(まつ毛はげ)が残る「欠損障害」まぶたを完全に開ける・閉じるという運動機能に障害が出る「運動障害」などがあります。

 

欠損障害

まぶたの欠損障害は、普通にまぶたを閉じたときに、角膜を完全に覆えるか、白眼(球結膜)の露出度はどうか、睫毛の生えている周縁(睫毛縁)のはげの度合い、などで判断します。

 

運動障害

まぶたの運動障害は、「まぶたに著しい運動障害を残すもの」とされています。

まぶたを開けたとき(開瞼)に瞳孔領を完全の覆うものと、まぶたを閉じたとき(閉瞼)に角膜を完全に覆うことができないものがこれに当たります。

 

交通事故で眼とまぶたに後遺障害が残る怪我の症状

軽微な衝撃であれば、眼球を保護する役割を果たすまぶたである程度守ることができますが、交通事故により顔面の目付近に強い衝撃がある場合は、まぶたを損傷してしまい、まぶたの中にある眼球や眼の周りを構成する骨にまでダメージを受けることがあります。

次のような症状がある場合は、いずれかの後遺障害等級に該当する可能性が高いです。

 

眼窩(がんか)の骨折

眼窩とは、頭骨前面の眼球の入っている「くぼみ」部分の骨ことです。

眼窩は、入り口の骨(眼の周りの骨)は丈夫ですが、その奥や底は薄い骨でできているため、交通事故により眼窩に強い衝撃を受けた場合、眼の周りの硬い骨は持ちこたえられることが多いですが、薄くて弱い底側や内側の壁の骨が骨折する眼窩底骨折にいたることがあります。

この場合、目が落ち窪む眼球陥没やものが二重に見える複視などの視力障害を起こす可能性があります。

 

網膜剥離

網膜剥離とは、眼球の内側にある網膜が剥離して、視力が低下してしまう眼の病気です。

網膜は、眼の中に入る光を刺激として感じるカメラのフィルムのような役割がありますが、網膜の剥がれは痛みを伴わないため、気付きにくい病気と言われています。

前兆として、ものを見ているときに、蚊のようなものが飛んでいるように見える状態(飛蚊症)が発生することがあります。

もし、これに気付かずに、網膜の中心部分まで剥がれが広がった場合は、急激な視力の低下や、最悪の場合、失明に至ることもあります。

 

眼の後遺障害等級の認定基準

第1級

  • 両眼の失明、明暗をわからない場合
  • 暗所や夜間の視力が不十分になる光覚弁

 

第2級

  • 片眼が失明(眼球亡失・光覚弁)し、もう片方の眼の矯正視力が02以下になった場合
  • 両眼の矯正視力が0.02以下になった場合

 

第3級

1.片眼が失明し、もう片方の眼の矯正視力が0.06以下になった場合

 

第4級

1.両眼の矯正視力が0.06以下になった場合

 

第5級

  • 片眼が失明(眼球亡失・光覚弁含む)し、もう片方の眼の矯正視力が1以下になった場合

 

第5級

  • 片眼が失明(眼球亡失・光覚弁含む)し、もう片方の眼の矯正視力が1以下になった場合

 

第6級

1.両眼の矯正視力が0.1以下になった場合

 

第7級

  • 片眼が失明し、もう片方の眼の矯正視力が6以下になった場合

 

第8級

  • 片眼が失明または片眼の矯正視力が02以下になった場合

 

第9級

  • 両眼の矯正視力が6以下になった場合
  • 片眼の矯正視力が06以下になった場合
  • 視野の欠損や暗点が狭いなど視野障害を残す場合

 

第10級

  • 片眼の矯正視力が1以下になった場合
  • 眼球の向きを変える筋肉のマヒ等によりものが二重に見える場合

 

第11級

  • 両眼の遠近の調節力が事故前の半分以下になった場合あるいは眼球の向きを変える筋肉の運動障害により注視力が半分以下になった場合

 

第12級

  • 片眼の遠近の調節力が事故前の半分以下になった場合あるいは眼球の向きを変える筋肉の運動障害により注視力が半分以下になった場合

 

第13級

  • 片眼の矯正視力が6以下になった場合
  • 正面以外を見たときにものが二重に見える場合
  • 片眼の視界に欠損や暗点が見られる場合

 

まぶたの後遺障害等級の認定基準

第9級

  • 両眼のまぶたに明らかな欠損を残す場合

 

第11級

1.両眼のまぶたの機能に明らかな運動障害を残す場合

2.片眼のまぶたが運動障害により完全に閉じれない状態になった場合

 

第12級

  • 片眼のまぶたの機能に明らかな運動障害を残す場合

 

第13級

  • 両眼のまぶたを完全に閉じれない場合あるいは両眼のまつ毛の半分以上にはげを残す場合

 

第14級

  • 片眼のまぶたを完全に閉じられない場合あるいは片眼のまつ毛の半分以上にはげを残す場合

 

まとめ

眼やまぶたの後遺障害等級を認定してもらうためには、自覚症状だけではなく医学的に障害が残ることを証明する必要があります。

また、眼の後遺障害診断書では、自覚症状を記入するE欄と、眼球の障害を記入するG欄が重要な鍵を握っていますが、書き方を間違えれば等級が認定されない恐れもあります。

適正な後遺障害等級を認定してもらうためにも、弁護士から直接、主治医に適切な記入方法を説明してもらうようにしてください。

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